ピリッとしびれる塩糀 山椒塩糀(塩麹) 塩糀(緑)
塩糀と実山椒の組み合わせは爽やかでピリッとしびれます!
日本伝統のスパイスといったら山椒は外せません。そんな山椒と塩糀を合わせてみました。ただ、山椒をどうやって使ったら良いのかがわからない。うなぎを食べる時にパラパラとかける程度しか思いつきません。そんな山椒を塩糀と合わせれば、使い道が広がるだろうと期待を込めて作りました。
山椒塩糀の作り方
〔材料〕
- 米糀 80g
- 塩 35g
- 実山椒 80g
- 水 100g
〔作り方:実山椒の下処理をする〕
- 実山椒をひとつひとつ外して、傷んでいるものや小枝、葉などをきれいに取り除く。
- 水で洗ってざるに上げてしっかりと水気を切る。
- 鍋にたっぷりの水を入れて火にかけ、フツフツと沸いてきたら実山椒を入れて、10分程度ゆでる。(火加減は小さな泡が鍋のまわりに出る程度の弱火)
- ゆでたらざるにあけて、2,3回水を替えて1時間ほど水にさらす。
〔作り方:ゆでた実山椒をつかって山椒塩糀を作る〕
- 塩糀を作ると同様の作り方です。米糀(ここで使用している糀は生糀です)を手でほぐします。
- 清浄した容器にほぐした糀を入れ、更にその上に塩を入れます。手で揉みながら塩と糀をなじませる。更にゆでた実山椒を加えて良く混ぜる。
- それをよく混ぜたら、ひたひたになるまで水を加え、スプーンなどを使って良く混ぜる。
- 常温に置いて1日1回かき混ぜながら、7~10日熟成させれば出来上がりです。途中、糀が水を吸って減るので、水が減ったら水を加えてひたひたの状態にしておく。3日目ぐらいには水を吸わなくなります。
爽やかでピリッとしびれる塩糀が出来上がりました。もっと緑色のきれいな塩糀に仕上がるとイメージしていたのですが、それはちょっと裏切られた感じです。
口に含んだ瞬間はフワッと山椒の香りが広がります。刺激はほとんどありません。でも油断していると・・・実をカリッとかじると、たちまち強い山椒の香りと刺激が襲ってきます。唐辛子のような辛さはありませんが、ピリピリと舌をしびれさせる刺激が伝わります。ちょっとクセになります。
・・・とは言うものの、なかなか使い道が見つからないんです。今、色々と模索しています。
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